荻原規子 角川書店 2009/05/29

神霊の存在や自分の力と向き合うため、生まれ育った紀伊山地の玉倉神社を出て、東京の鳳城学園に入学した鈴原泉水子。学園では、山伏修行中の相楽深行と再会するも、二人の間には縮まらない距離があった。弱気になる泉水子だったが、寮で同室の宗田真響と、その弟の真夏と親しくなり、なんとか新生活を送り始める。しかし、泉水子が、クラスメイトの正体を見抜いたことから、事態は急転する。生徒たちはある特殊な理由から学園に集められていたのだった…。


カラスキター!!鳥彦!鳥彦!…と言うように、ラストでまさかの再登場の和宮には鳥彦の面影を見たわけですが、泉水子と真響の関係にはアデイルとフィリエルを思い出したのでした。あと荻原さんは女装男子がお好みか。ちょくちょく出てくるよね。

しかし続きが気になる終り方でした。物語としてはまだまだ風呂敷は広がってないような印象。

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