加藤徹 ビジネス社 2009/03/06

『京劇』(中公叢書)で、サントリー学芸賞を受賞。NHKテレビ「世直しバラエティカンゴロンゴ」等でも大人気加藤徹教授が、満を持して書き下ろす快作!
日本軍の「支那通」が、どうしても宣伝活動に利用したかった、京劇の女形の波瀾の生涯。


何と言うか、この梅蘭芳というひとの生涯そのものが中国の近代史と重なるな、と思いつつ読了。
評伝としては物足りない気もしますが、梅蘭芳という稀代の京劇俳優がいたということ、京劇とはどいういうものなのか、近代における京劇がどういうものであったかという本としては、非常にわかりやすかったです。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索