梅蘭芳ー世界を虜にした男ー
2009年5月29日 読書
加藤徹 ビジネス社 2009/03/06
何と言うか、この梅蘭芳というひとの生涯そのものが中国の近代史と重なるな、と思いつつ読了。
評伝としては物足りない気もしますが、梅蘭芳という稀代の京劇俳優がいたということ、京劇とはどいういうものなのか、近代における京劇がどういうものであったかという本としては、非常にわかりやすかったです。
『京劇』(中公叢書)で、サントリー学芸賞を受賞。NHKテレビ「世直しバラエティカンゴロンゴ」等でも大人気加藤徹教授が、満を持して書き下ろす快作!
日本軍の「支那通」が、どうしても宣伝活動に利用したかった、京劇の女形の波瀾の生涯。
何と言うか、この梅蘭芳というひとの生涯そのものが中国の近代史と重なるな、と思いつつ読了。
評伝としては物足りない気もしますが、梅蘭芳という稀代の京劇俳優がいたということ、京劇とはどいういうものなのか、近代における京劇がどういうものであったかという本としては、非常にわかりやすかったです。
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