“乱世の姦雄”と呼ばれ、中国史上に巨大な悪名を残した英雄・曹操孟徳。だがその破格な生き様は、天に愛された者のみが持つ輝きに満ちている。この物語は、その輝きによって照らし出される新たな「三国志」である。
「悪党と言われてきた者は本当に悪党なのだろうか
善玉と言われてきた者は本当に善玉なのだろうか
歴史は善と悪だけでわりきれるものではない
二〇〇〇年近くもの間何十億という人々から常に悪態をつかれ
その悪名がアジアを越えて世界にも鳴り渡ったが
どんな誹謗中傷にも負けなかった男 曹操孟徳である」
「正史『三国志』の著者・陳寿は曹操を“破格の人”と呼んでいる
つまり尋常の物差しでは計れない英雄だと言っているのである」
「曹操孟徳は(中略)最も人間に興味を示した英雄である」 (本文より)
…というテーマのもとに描かれた三国志。なので、当然曹操主役。
連載開始は10年以上も前だったんですねー。そんなに前だったかとびっくりした。曹操を好意的に描いた作品てこれ以前にあったのかな。
1巻で描かれるのは彼と終生を共に戦う四人の従兄弟たちと、「爆裂団」と名乗るゴロツキ集団との戦い、後に曹操の近衛となる許チョとの出会い、曹操16歳の初恋。
とりあえず童のくせに、盗人の首に剣を突き刺すだけじゃなく思いっきり剣の上にジャンプして首をちょん切るは、年長(らしい）従兄弟の誰よりも態度でかいわ、頭は回るは、口はたつわ、13歳で妾は囲うわ…ただものじゃない匂いがぷんぷんします。
やっと『蒼天航路』全36巻入手。
文庫版は小さくてイヤだったんで、このモーニングKC版で集めたかったんです。いっぺん文庫化しちゃうとコミックスはもう重版かけないんですかね、品切れの巻があったり、中古でもなかなか見つからなかったりで、揃えるのにちょっと大変だった。なんかアニメ化した関係で新装版が出るらしいですけど…まあいい。気にしたら負けだ！少しずつぼちぼち読みます。
そのアニメはうちの地域では放送は無し。夏侯惇の声が戦国無双の幸村で、桜木花道だと聞いて…えーと、どうなの？つかどこまでやんの？エログロ描写は規制されないの？気になります。
コメント