高尾滋 白泉社 花とゆめCOMICS

咲十子(さとこ)はちょっとトロいが、働く母を助けて主婦する高校生。だが、ある日突然、大金持ちで社長で10歳(!)の許婚・風茉(ふうま)が現れ、そのお屋敷で同居することに…!? 


風茉君の「小さな子供のようには甘えられない、でも大人の男のように彼女を支えることもできない」葛藤とか、最初は他に好きな人がいて降って湧いた婚約者に振り回される咲十子が風茉君に向き合ってだんだんと気持ちが育っていく描写とか…ああもう胸キュンですね!?ショタ趣味は無いけど、風茉君は別腹。10歳だけど、しっかり“男”だから。

ごくわずかな描写しかないですけど、風茉君の叔父夫婦が好きー。3巻の八宵さんの「この身ひとつであなたの妻ですもの」は、一度言ってみたい台詞であります。恰好いいよね。しかし、現実の日常生活において、どんなシチュエーションなら、こんな台詞を吐けるんだろうか…ねーわ。

『いっしょにねようよ』を読んだら、無性に再読したくなったので購入。
『いっしょ~』の柱で、高尾さんは「ベタな設定が好き」で「シチュ萌え」と書いていて、それは既にこの『ディアマイン』で実証されていたのだな、と思いました。“逆年の差”モノで“突然現れた婚約者”モノで、しかも“シンデレラ”ものですよー。さらに“同居”ものでもある。ベタ設定万歳。

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