阪急電車

2009年2月4日 読書
有川浩 幻冬舎 2008/01

電車は、人数分の人生を乗せて、どこまでもは続かない線路を走っていく―片道わずか15分。そのとき、物語が動き出す。


恋愛が始まる、もしくは始まりそうな瞬間を書かせると、有川さんはやっぱり上手いなあ。でも出来上がってからの糖度高めな記述は、ちょっと自重せよ!と言いたくなったりもする。なので、どのお話が好きかと問われたら、白いドレスで仇を討ったお姉さんがかつての自分にも似た少女にハンカチを渡して、行きずりの胃痛の主婦を介抱したDV彼氏に振り回されていた女の子と袖触れ合う話、と応えます。

バスよりも電車の方が、こういうドラマが生まれてそうなのは何故だろう?
自分は日常的に電車に乗る(通勤とか通学とかね)ことがなかった、今もない生活なので、ちょっとこの本に出てくるような出会いに憧れwがあります。

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